“ふるさと岩国の皆様のお役に立てたら幸いです”

私は小さい頃から「困った人を助けたい。人に喜んでもらいたい。」と思う気持ちが人一倍強かったように思います。家系が代々医業をしていたこともあり、私自身も大人になったら医療で人の役に立ちたいと自然に思うようになりました。
高校生の頃、東洋医学が好きだった(歯科医の)祖父から『つぼ』を使って治療する「鍼灸師」という職業があることを教えてもらいました。子供の頃からマッサージが得意で凝っている場所を見つけるのが得意だった私は興味を抱き、どうせ学ぶならしっかり学びたいと当時唯一の鍼灸専門大学に進学することになりました。
4年教育の中に東洋医学はもちろん解剖学、生理学など医学の基礎科目を始め西洋医学のすべての診療科目を学び、4年生では病院実習で現代医学に鍼灸がどのように組み込んでいけるのかを学びました。
鍼灸は肩こり、腰痛などの治療しかしないと思っていた私は適応疾患の多さに衝撃を受けました。卒業後は民間のクリニックに就職し、一般症状からパーキンソン病などの難病に至るまで数々の症例を経験していくうちに鍼灸治療が社会に多大な貢献ができることを実感していきました。
病院では治らない症状、薬物治療以外を望む患者さん、治癒力を向上させ病を治す。また、部分ではなく全人的（心と身体、環境など）に捉える東洋医学。この素晴らしい医学を治療の一環として広めていきたいと思うようになりました。
また、「病は気から」という言葉通り気持ちに寄り添う優しい精神を大切にし、リラックスし安心できる場所であることの重要性も必要と考え、入りやすいモダンな建物、衛生面に配慮し徹底した清掃、わかりやすい立地などのインフラ整備と美しい装飾により皆様が安心して癒され気持ちの良い空間づくりを大切に考えております。
これらの経験と想いを故郷岩国の皆様に感じて頂き、人生100年時代のすべての年代における体の不調、健康から予防までサポートさせて頂きお役に立てたらとの思いで開業に至りました。