排泄反射 驚き反射

健康な人は自律神経の交感神経と副交感神経のバランスをとっています。
どちらかに偏り元のバランスに戻らなくなると不調が起きてきます。
下痢や嘔吐などの排泄反射。
強烈な刺激、びっくりするなどの驚き反射。
これらを起こすことで大きく体を修正する働きがあります。
鍼灸治療もその一つ。鍼を刺す事による少しの痛みと軽い組織破壊により
危険からの排泄反射がおこります。刺された組織を修復しようと免疫細胞が
集まってきます。熱いお灸はその痛みで驚き反射を起こします。副交感神経を
反応させて末梢の血流循環を促進し、排泄などを誘導します。
ツボはこれらが強く反応する場所であると考えられています。
よく『好転反応』や『瞑眩』などという言葉を聞いたことがあると思いますが
普段の交感神経優位な状態から刺激により副交感神経が優位になるので
だるくなるということです。このだるさはその後の自律神経失調や血流を改善してくれる
証拠でもあるということですね。

梅干し食べるとキューっとなります(体の収縮)。→排泄反射
その後唾液がたくさん出る=消化管蠕動運動亢進→驚き反射

わかりました??