鍼の効果

鍼って何に効くの?なんだと思いますか?
今回はどんな症状に効くのかではなく鍼をすると生体がどの様な
反応を起こすかを簡単に上げていきます。
①脳内モルヒネ(β‐エンドルフィン)が分泌され痛みを和らげ心地よくなる。
②血流改善(軸索反射)を起こして筋肉の緊張が和らげコリを改善する。
③自律神経の刺激し内臓機能を調整(体性‐自律神経反射)をする。
④NK細胞、サイトカインなどを活性化し免疫力が高まり病気を予防する。
⑤生体のホメオスタシスに作用し自然治癒力を向上させる。
⑥セロトニン、ドーパミンを分泌促進し心身の健康を保たせる。


鍼をすると生体が治ろうとする働き(自然治癒力)を活性化させて
自分の力で身体は治っていきます。はっきり言えば鍼は治るきっかけ作りの一端です。
人間の治る力のメカニズム(生理学)がわかればその作用もわかります!!
鍼が治すのではなく、鍼をすることで治る状態に最大限もっていくという事です。

だから、なかなか治らないのは自らの治す力が弱いか、治りにくくする原因が他にもあるはず。
若い人や普段から運動をしている人、薬を常用していない人は鍼がよく効きますよ!!