ムチン

「ムチン」って皆さんは聞いたことありますか??


食事の時に「ぬるぬる、ねばねば」した食感のある食べ物を食べた事がありますよね。
例えば山芋やオクラなんか食べると、独特のネバネバやヌルヌルの食感があります。

 
このように「ぬるぬる、ねばねば」の食感を出す成分が「ムチン」という成分です。

 
ムチンはタンパク質と糖類が結合したもので、私たちの身体にも良い影響を及ぼしてくれる、と言われています。
ムチンは体の中でも作られている成分で、体の中で次のような働きをしてくれています。

  • 胃の粘膜に含まれ、胃酸から胃壁を守ってくれます
  • 目や気管、腸などの表面を潤して、正常な働きを促す粘液の主成分

体のとても重要な臓器に関わっているムチンですが、ムチンを含む食べ物を食事の習慣的に入れる事で次のような効果があります。
  • タンパク質分解酵素として働き、たんぱく質が効率よく消化・吸収されて、疲労回復につながる
  • 胃腸の粘膜を保護する為、整腸効果がある
  • ウィルスへの免疫が上がる
  • 体の細胞が活性化させる

 
体全体としてはこのような効果があり、とても体に良い事がわかります。



ムチンは肌にも良い!!

肌は胃腸の粘膜と密接に関係していて、胃腸が荒れると肌が荒れます。
ムチンのぬるぬる、ねばねば効果によって胃腸が正常になるため、肌荒れ改善の効果が期待できます。

 
ムチンの働きによって免疫が上がる事で、体の外側から有害な物質や微生物への抵抗力が上がりますので、こちらも同時に肌荒れ改善にとても効果的です。

 
肌には皮膚の基底細胞等の細胞があります。
この細胞が活発に働かないと肌のターンオーバーが乱れるので、ムチンの細胞活性化効果もとても肌には良い効果があります。


ムチンを多く含む食材

  • 山芋
  • 里芋
  • オクラ
  • レンコン
  • モロヘイヤ
  • アシタバ
  • ナメコ
  • 納豆
  • ウナギ
  • ドジョウ

まとめ
  • 食事の際に「ぬるぬる、ねばねば」の食感を出す成分が「ムチン」という成分です。
  • ムチンは体の中でも作られている成分で、体の中で次のような働きをしてくれています。
    • 胃の粘膜に含まれ、胃酸から胃壁を守ってくれます
    • 目や気管、腸などの表面を潤して、正常な働きを促す粘液の主成分
  • 体のとても重要な臓器に関わっているムチンですが、食事の習慣にムチンを含む食べ物をとり入れる事で次のような効果があります。
    1. タンパク質分解酵素として働き、たんぱく質が効率よく消化・吸収されて、疲労回復につながる
    2. 胃腸の粘膜を保護する為、整腸効果がある
    3. ウィルスへの免疫が上がる
    4. 体の細胞が活性化させる
  • 食事で取り入れていきたいムチンを含む食べ物は次のような食品が代表的です。
    1. 山芋
    2. 里芋
    3. オクラ
    4. レンコン
    5. モロヘイヤ
    6. アシタバ
    7. ナメコ
    8. 納豆
    9. ウナギ
    10. ドジョウ
ドジョウはあまりたべないですけどね・・・・

ちなみに山芋は山薬として東洋医学では滋養強壮どあり腎を補い、老化防止に役立ちます。
冷え性の方には体を温める作用があるので是非おすすめです。





ムチンとは関係ないですが、日曜日に訪れた藤生にあるお蕎麦屋さん『響流』。

おいしいのでよく訪れます。