中医師来院!!

本日、高松鍼灸院に中医師(中国医学の医師)の先生が研修に来られました。

シー先生は中国の病院で神経内科に所属し、漢方治療をされてる先生です。

大学博士課程は鍼灸を学ばれたみたいです。すばらしい~



シー先生は日本語、中国語、英語がしゃべれます。

僕も大学では中医学を先行し、中国に短期研修に行っていた経験から話は盛り上がりました。



三陰交という足のツボに鍼をしていましたが、僕のやり方とは違いました。

また、身体の状態を把握するのは脈診だけでした。 僕は脈以外に舌診、腹診、切診(ツボを触る)をします。

脈だけで体の状態を当てるのですごいですよ!!



東洋医学の発祥は中国かもしれませんが、実はその国(風土)によって医学も変わっていきます。つまり、僕がやっているのは

日本鍼灸なのです。日本は湿度が高いのでお灸が盛んだし、神経質な人が多いので細くて浅い鍼治療を好みます。

腹診(お腹を触る)も日本独自の診察法なんです・・・



ちなみに被験者になってるのは山大神経内科の医師です。彼は患者でもあり良き友人でもあります。

今回シー先生を紹介してくれたのもこの先生です。ありがとう!

三人とも良い研修になりました。

今度いつか皆さんの治療時にこの先生方がいるかもしれませんので、その時は宜しくお願いします。




錦帯橋にて