不通則痛


『不通則痛』ふつうそくつう。と読みます。

意味は読んで字のごとく、通らなければすなわち痛むということです。


東洋医学には気・血・水というものが体に流れるものとされていてます。

気とは生命エネルギー、血とは血液、水とは血液以外の体液(リンパ液、唾液、髄液など)

つまり、これらの流れが詰まったり、滞ると痛みや病気になるというのです。


自然界でも同じで、流れの悪い川では水が淀みます。風が吹かない密室では空気は淀みます。

人体も生きている以上流れがうまくいかないと不調を起こしてしまうということなのです。