ヘルニア

激しい痛み治るのには回数と日数がかかります。

鍼灸ではヘルニア症状も適応です(適応外:筋力が落ちるもの、しびれが強いもの、激痛)。ヘルニアとは「飛び出しているもの」という意味です。病態としては椎間板の中の髄核が圧力により外に飛び出したところが神経に触り炎症をきたしている状態。程度により手術になりますが保存治療でも可能です。

病態的にも飛び出てますから治まるにも治療の回数や日数はかなりかかります。週二回を10回で1~2割減すれば早く改善してくるでしょう。まずはそのくらいの継続治療を考えていただけなければ初めから受けない方が良いと思います。

病院での保存治療とは毎日鎮痛薬を服用し、湿布かブロック注射、低周波治療のことです。それを何か月か繰り返します。それで改善なければ手術です。

ちなみにヘルニアになる下地は筋肉の緊張が続いている状況です。痛みが治まったからと言っても治ったわけではなく、またその状況や環境になると起こります。だからメンテナンスが必要なのです。