鍼灸治療は緊張型頭痛、片頭痛ともに有効であります。

いずれにしても筋肉の緊張、自律神経、酸欠などの要因が加わっています。緊張性頭痛の場合、筋肉の緊張をやわらげるのを目的に頭痛と関連している筋肉のトリガーポイントを見つけて治療していきます。片頭痛の場合は血管拡張により神経が過敏な状態になっているので神経の興奮を抑制するのと血管の拡張を抑える治療をしていきます。ただし本人がストレスフルな生活をしている場合定期的なメンテナンスが必要です。予兆がある状態からは頻度をあげて治療することを指導しています。

薬物療法は対処療法であることと副作用があること、薬物乱用頭痛があること。また、将来的に考えると内臓に負担をかけていることはご理解してください。現実問題薬を減らす事が良いかと思いますので鍼灸治療など併用して症状を減らしていきましょう。ちなみに30代をピークに頭痛は減少してきますので一生ではないことも頭に入れて置いてください。