2021/11/12
ここ最近冷えてきました。感染対策で窓を開けるのもいつまで続くのか〜寒いですけど続けています。
話の中で温めたほうが良いと言いますが温めるとは?どこをどのようにしたら良いのでしょうかご紹介します。
この時期は、下腹部や骨盤部を温めると、骨盤内の臓器血流が良くなることが知られていることから、臍の下や骨盤の上あたりを温めることが大切です。なお、温める方法により骨盤内臓器の影響も少し異なります。
例えば、お風呂(40℃前後)では皮膚表面は簡単に温まりますが、骨盤内臓器を温めることはできません。一方、カイロ(45℃前後)は、皮膚深部から骨盤内臓器を、さらにお灸(60℃前後)は骨盤内臓器など深部組織の状態を改善します。そのため、日ごろからカイロを下腹部や骨盤部に貼るとともに、夜にはお腹にお灸を据えるなどの工夫をおこなうと、膀胱や子宮、卵巣の機能は改善しやすいでしょう。また、足首の周りをコントロールしている神経は膀胱・子宮・卵巣をコントロールしている神経と同じです。そのため、足首の周りを温めることでも、膀胱や子宮、卵巣の機能は改善します。足へのお灸や足湯などを定期的に行いましょう。
熱刺激は神経を介して内臓に作用し、内臓の血流や動きをよくします。その熱の温度によってどこまで熱が伝わるかが異なるのでやはり熱いお灸が効くのには意味があったのです。