2020/09/09
若い人には食べ物を飲み込む(嚥下運動)動作なんて考えたことが
ないと思います。しかし筋肉が衰えてくると飲み込む運動機能が低下し、
気管に食べ物が入ってしまい、むせることが出てくるのです。
そうすると命の問題(肺炎)になってくるというのが大きな問題です。
もう一つは食べる楽しみがなくなってくることです。
食べる楽しみは生命力でもあり、活動力でもありますので健康寿命との
問題になってきます。
前置きが長くなりましたが、オーラルフレイル(口腔虚弱)を予防する方法を
ご紹介いたします。
方法
1、口を閉じる筋肉(口輪筋)を鍛える「パ」。
2、舌の運動、食べ物を喉にもっていく「タ」。
3、食べ物を飲み込む、ごっくんのため「カ」。
「パ、タ、カ」体操といいます。
これはただ口先でパタカというのではなく、勢いよく一秒間に5~6回の速さで10秒間行います。
一日朝と晩に毎日のルーチンとして行ってみて下さい。
※筋肉は常に進行性の低下を起こしていきます。生きている限り筋トレにゴールはありません。
頑張りましょう!!