暑さ寒さも彼岸まで

昨日はお彼岸ということでお墓参りに行ってきました。天気も良く気持ちよかったです。

ようやく秋らしく涼しくなってきました。東洋医学では1年を大きく二つに分けて考えますが、今月はその変わり目にあたります。春分の日以降は、暖かく活発な「陽」から涼しく静寂な「陰」へと移行するので、特に体をいたわっていきたい時期です。

気候による身体へのストレスが減った分、睡眠や食欲などが増してくる季節でもあります。食欲が増すのは涼しくなると体温を保つために食事を多めにとってエネルギーを作り出そうとするのと、日照時間が短くなることで、食欲をコントロールするセロトニンの分泌が減り食欲が出やすくなるのです。

また秋は東洋医学の五季でいうと燥(空気が乾く)にあたり五臓では肺にあたります。また夏場の冷飲食により肺が冷やされたので気管や風邪、アレルギー症状などに要注意。