からだへの投資

日本は国民皆保険制度で「治療=保険=安い(高額でない)」「痛くなって(症状がある)から治療」するものであると多くの国民が認識するようになりました。その結果言葉は悪いかもしれませんが社会保険料を食い荒らし、すでに日本の財政は崩壊寸前です。しかし当院に来られる方は健康意識が高い方が多いです。すべて自費治療で続けられてますからね。

昨日84歳の女性の患者さんが『ここに来たら胃の調子が良くなって食べる楽しみが増えました。これからもお願いします。これも投資ですからね』とおっしゃいました。治療を投資として考えてくれていました。

株やゴールドなど金融資産への投資をする方は多いですが、自分の体、健康への投資されるのはそれ以上に大切なことだと僕はおもいます。お金があっても痛い、しんどいでは人生豊とはいえませんからね。これからの時代、医療(健康観)は病気になってからの治療ではなく病気にならない治療や生活スタイルに変わってきますから。

また、自分の体は自分で守る時代でもあります。人間の仕組み、治癒力を考えれば本当にその薬や手術が必要なのか。一生服用し続けるものなのか。それによってのリスクや副作用、体へのダメージ、本来の治癒力を阻害し不可逆的な身体になっていくのではないのか。知れば知るほど考える世の中です(-_-;)

からだへの投資。どうせなら体への侵害がなく財政負債を残さないハイブリットな治療法で健康を維持していきたいですね。