2020/07/07
当院には様々な患者さんが来られています。
その中にギランバレー症候群(以下)を疑われ病院で処置をおこなったけれども
改善せず当院で治療を続けている患者さんがおられます。
【ギラン・バレー症候群】メディカルノート参考
感染症やワクチン接種などをきっかけにして発症する神経疾患のひとつです。
原因となるきっかけからおよそ1〜3週間後に、足に力が入りにくくなったり、しびれたりするなどの神経症状が現れます。
症状を自覚する部位は下肢(足)に留まることなく、手や顔面、呼吸機能などにも影響が及ぶことがあります。
その結果、階段を上りにくい、食べ物を飲み込みにくい、呼吸が苦しいなどの症状を覚えることがあり、
人工呼吸管理が必要になることもあります。
ギラン・バレー症候群は人口10万人あたり年間1〜2人ほどの発症数であると報告されており、年齢に関係なく発症します。
やはり神経の病気なので手足の感覚異常と温度感覚の麻痺がみられました。
既に治療も2年半通われており順調に回復され、書字や歩行も通常に近い状態となっております。
その方が発した言葉に「ノイズ」という感覚の異常を言葉で表現されていました。
ノイズ:ここでは痛みやしびれ、だるいなどの倦怠感など
様々な身体症状をいいます。これらの感覚はすべて脳で感じるようになります。
ご本人いわく、ノイズが軽減すると相対的に活動量が増えてきます。
つまり、やる気がでてくるのです。今ではパソコン、畑、ウォーキング、車の運転など
日常生活を送られております。