2020/06/09
膝が痛い、腰が痛いなどで整形外科に行って注射や痛み止め、電気治療を
しても治らないので・・・という方は多いのではないでしょうか。
これは局所的痛みが局所だけの病態ではないということなのです。
人間はロボットのように部品を組み立てて作られたものではなく
細胞分裂を繰り返してできあがるわけです。
そういったなかで一部に支障をきたしたことが一部の問題として捉える
ことで解決できるのかと疑問に思いませんか?体の動きには連動があり
内臓の弱りで精神にも異常がでます。いろいろと繋がっているのです!
本日の患者
膝が痛いのに筋力が弱っているので頑張って歩いたら足の外側が痛くなった。
運動して痛くなるのはまだその動きに体が動けてない状態であり、運動(程度があります)
筋力アップをする段階ではありません。
長い年月をかけて築いた関節痛ですから段階を追って治していかないといけませんよ
とご説明致しました。早く治したい気持ちはわかりますが慢性痛は複雑で急性痛とは
まったく別物です。
痛み止めは痛みを麻痺させるもので構造(病態)が改善したわけではありません。
脳や脊髄、筋肉、筋膜、内臓、歪み、精神など複雑に絡み合って連携しているのです。
つながり、そう世界もつながっているのですからね~